50代うすぼんやり生きています

50代のあれやこれや、管理人「凡子」が関わってきた今昔を綴っていきます

白内障だと思ったら、白内障でドライアイで緑内障だったお話(1)

こんにちは。お久しぶりです。
先月、白内障が発覚した凡子でしたが、白内障に加え、ドライアイ、果ては緑内障(!!)までが発覚しました。
誰かの必要になるかもしれないので、ことの顛末を記しておきます。

www.50usu.xyz

友人と白内障の話をしていたら、緑内障のご家族が行っている評判のよい眼科があるとのこと。
白内障緑内障の手術を多く手掛けている病院だから行ってみて」という友人の一声に後押しされ、その眼科を受診することにしました。

行くことにはしたものの、白内障は治らないみたいだから、セカンドオピニオンはあんまり意味はないかなとも思っていた凡子。

だが、しかし、思わぬ結末が待ち受けていることを、このときはまだ知る由もありません。

白内障だと思ったら、白内障でドライアイで緑内障だったお話

東京喰種・有馬さん。似てないけど。。

 

視力検査や眼圧、眼底検査などを終えて、いざ診察室へ。

白内障自体の進行具合はそこまで進んでいるわけではないが、濁っている場所が問題で、水晶の周りからならそこまで気にならないけど、奥の真ん中が濁っている為に見えにくく感じるという診断。
手術の必要性を訊ねると、日常生活に生活に支障があるなら、手術はした方がいいでしょうと先生。

そうですか、やはり手術ですよね。

「凡子さん、ドライアイもありますね」
初めの病院はドライアイと思って受診したくらいなので、特に驚きはしませんが。

「う~む。もうひとつやっかいな問題がありますね」と、先生。
やっかいな問題?? 訊けば、視神経の状態があまりよろしくないらしい。

「もしかして緑内障が隠れているかもしれません」

え~っっっ、緑内障ですと!?

緑内障緑内障、えっと、緑内障ってどんな病気?? この時点で緑内障に関する知識は皆無。そういえば、目の病気には眼圧が関係しているとか聞いたことがある。

「眼圧が…(?)」
眼圧が高いのがいいのか低いのがいいのか、えっ~どっち??
なけなしの知識を総動員して先生に尋ねてみます。

「眼圧が…わ悪いのですか?」

この間抜けな質問を、先生は「今どき眼圧で緑内障かどうかを判断する先生がいたら、よっぽどの藪医者ですよ」と爽やかに笑い飛ばします。

なんでも、眼球は房水という水で満たされており、絶えず循環していて、栄養を与えて老廃物を外へ運び出すそう。この房水、毛様体というところで作られ、シュレム管から眼球の外へ排出されるのだけど、この排出がうなくいかなくなると、眼球内部の圧力が高まり、視神経に影響を及ぼすらしい。

でもって、眼圧で視神経が損傷を受けると、目から入ってくる情報を脳に送ることができなくなり、しかも、損傷した神経を治す方法は現状確立されていなく、ほっておくと、見えない箇所ができたり(視野欠損)視野が狭くなったり(視野狭窄)が起きるのだという。これが緑内障のしくみ。

視野欠損に視野狭窄~!? しかも治らない?? なにそれ、むちゃくちゃ怖いぃぃぃぃ~!!

凡子の場合は、眼圧はそんなには高くないらしいが、日本人には眼圧が高くなくても緑内障が起きる人がかなりの確率でいるそう。しかも、今のところ、緑内障になる原因ははっきりわかっていないらしい。

必死の抵抗で「白内障なんですけど。白内障なのに緑内障になることってあるんですか?」と尋ねてみると、「ありますね~」と先生。

どひゃ~~~~!?

「今度視野検査します。痛い検査じゃないから大丈夫ですよ」

この前、白内障に関して知らべたばかりだっちゅうのに、今度は緑内障かぁぁぁぁ~~~(泣)

家に帰って調べると、
白内障は世界の失明原因のNo1だけど、緑内障は日本の失明原因の堂々第1位。

・ゆっくりと進行する慢性緑内障と、ある日急に見えにくくなる急性緑内障があって、ゆっくりと進む場合、ゆっくりなので気づきにくく、しかも両方の目で見ちゃうので、片方に異常があっても片方がカバーするので初期には自覚症状がないことも。視野が大きく欠けてから気付くことも多し。

・一度欠けた視野は、元には戻らない。

・40歳以上では20人に1人の割合で患者さんがいるというデータもあり。
結構な割合じゃないですか。はぁ(溜息)

世の中には、自分が希望するかどうかに関わらず何かのスタートボタンが否応なく押されてしまうことがあります。一目惚れとか受験に失敗するとか痴漢に間違えられるとか持ってた株が上がるとか結婚するとか離婚するとか、ブラック企業に入っちゃたとか辞めれたとか、悲喜こもごも。
否応なくその渦に巻き込まれるというか。それを大げさにいうなら、人はそれを運命と呼ぶのかもしれませんが、病気がわかるというのは、そのスタートボタンのひとつ。

緑内障は一回なったら、一生つきあう病気。
ありふれた病気かもしれないけど、当事者となると、いつか失明もあるのかとか、様々な思いが胸に去来します。

そのスタートボタンが押されるどうか(押されたわけですが)、次回乞うご期待。
(つい勢いで大きく出ましたが、もちろんそんな大層なお話ではありません)

 

つづきはこちら

www.50usu.xyz



にほんブログ村 シニア日記ブログ 50歳代へ
にほんブログ村