50代うすぼんやり生きています

50代のあれやこれや、管理人「凡子」が関わってきた今昔を綴っていきます

白内障だと思ったら、白内障でドライアイで緑内障だったお話(2)

白内障セカンドオピニオンで行った眼科で、視神経の状態があまりよろしくないので、緑内障があるかもしれないと言われた凡子、視野検査を受けるために、再度病院を訪れます。ご心配して下さった方、ありがとうございます。

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緑内障とは、視野が徐々に欠け、最悪失明に至る怖い病気。
初期には自覚症状がなく進行が進み、気付いたときには大きく視野が欠けてしまうことも。

びびりの凡子、視野検査に先駆けて、ドキマギしながら、ネットでできる緑内障のセルフチェックなんぞをやってみます。

Pfizer「セルフチェック 簡易版ノイズフィールドチェック」
Pfizerさんのホームページは、現在工事中のようですが、下のような砂嵐の画像でチェックします。砂嵐が欠けているところがあれば緑内障の可能性があり。(※この画像だけではチェックできません)

白内障だと思ったら、白内障でドライアイで緑内障だったお話(2)

いや~欠けてる感じしないし、大丈夫じゃね?と思いつつ視野検査に臨みました。

白内障だと思ったら、白内障でドライアイで緑内障だったお話(2)

視野検査、どんなことをするのかというと、装置の中に、おでことあごを固定して、目を動かさないようにしてスタート。真っ暗の画面のいろんな場所が光って点滅するので、その光が見えたらひたすらボタンを押すというもの。検査時間は片目7分。

音がした後に光が点滅するのですが、見えても見えなくてもやみくも押せば見えてることになるので、一部ひっかけがあって、音がしても光らない場合があり。

スナイパーのように神経を目に集中させて、光をとらえます。明るい光は見えやすいですが、暗い光は見えにくい。

右目に比べ、左目、光らない部分が結構あるなぁ。
ボタンを握る手がじっとりと汗ばんできます。

これはひっかけなのか!?(んなわけない。もちろん全方位チェックします)

視野検査が終わるころには疲労困憊。汗でびしゃびしゃになった視野検査のボタンを看護師さんに渡します。

結果は、やっぱり緑内障。診断名は、閉塞隅角緑内障でした。

「右目は右真横あたり一箇所だけですが、左目は、結構見えてないところがありました」と先生。

先生が見せてくれた左目の視野結果の画像を見ると、猫が引っかいたようにかなりの数の視野欠損がありました。面というより、線状に欠けています。

全然大丈夫じゃなかった~欠損してた~~~~!

凡子の場合、眼圧はそこまで高くないけど、水(房水)が溜まっていて、流れない。元々管が狭いのと、視神経自体が弱いのが原因らしい。

「昔は緑内障になっても、目の寿命が来る前に寿命がつきていました。今は寿命が延びていますから、仮に100歳まで生きたとして、90歳で失明したら困りますね。
レーザーで小さな穴を開けて房水の通りをよくする方法があります。どうしますか?」という先生の問いに、「お願いします」と即答する凡子。

この流れで、「お願いします」以外の答えはあるだろうか。いやない。

いや、誤解のないよう言っておきますが、患者の不安に真摯に答えてくれる、とてもよい先生です。それどころか、初めに受診した眼科では指摘されななかった緑内障を見つけてくれたありがたい先生です。見つけてもらえなかったら、緑内障は更に進行していたことでしょう。

わ~、セカンドオピニオン大事だわ~!!

こうして、凡子の「虹彩光凝固術」というレーザー治療が決定したのでありました。

家に帰って調べると、緑内障に対する有効な治療方法は、唯一眼圧を下げることだけと言ってもいいくらいで、それが目薬やレーザーや手術だったりするらしい。
正常値の眼圧でも視神経が損傷を受けている場合には、それがその人にといっては高すぎる眼圧ということなので、眼圧を下げる必要があるということがわかりました。

で、件のネットでできるセルフチェック。

視野検査がなぜ、あんなにがっつりおでことあごを固定するのか、やってみてその謎が解けました。初期には視野の中心を外れたところから欠けるので、たとえ視野が欠けていても、目をちょこっと動かせば、視野が欠損してないところで見ちゃうわけで、凡子の場合も、セルフチェックでは無意識にそれをやっていたのでした。

なので、見づらさはずっとあっても矯正視力はそれほど落ちていたわけではなくて。

視力が落ちてなくても全然安心できませんでした~。

それを踏まえて視点を動かさないように、もう一度ネットでできるセルフチェックをしてみると、そういえば、ちらつきが抜け落ちているところが一部あるような。それほど明確にはわかりませんすが、スマホを見てたりすると、白い筋のようなものがかかっていて、見えにくいのです。白内障の症状かも。よくわかりません。

視野欠けてんのに気付かないものなの??と疑問に思うと思いますが、現に凡子も大丈夫じゃね?とか思っていたわけですが、きちんと調べてみないとわからないものでした。視力が落ちてなくても見づらい状態が長く続いている方、特に40歳を超えた方、一度眼科で調べてもらったほうが安心かもしれません。

ダメージを受けた部分の視神経は元には戻せませんが、早期発見早期治療ができれば、それだけ進行を食い止められます。

次回、レーザー治療どんなだったかについて、書いてみます。

 
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