「大衆食堂 半田屋」宮城で安くてお腹いっぱい食べたいときはここ
息子が独立して、めっきりキッチンに立つ回数が減った凡子です。
「腹減った」と待っている息子がいた時代は、仕事が終わったら何が何でも家に帰って、大したものじゃなくても取りあえず何かしらご飯を作るということをしてきたわけですが、いや~息子がいなくなったら見事に作らなくなりました。
凡子の家は、ダンナが出張がちで家を空けることが多いので、ダンナがいなければまず外で食べるように。
逆流性食道炎なので、家に戻って遅い食事をするより、早目に食べた方が消化にいいからとダンナには言っていますが、
まぁ9割くらいは建前。本音はぐうたら凡子、やりたくない。
ただ、いつも値段の高いところで食べていたら外食費が嵩むので、それはNG。
そんな凡子の胃袋を満たしてくれているのは、仙台のソウルフードともいえる「大衆食堂 半田屋」。
宮城県には11店舗ほどあって、宮城にいたらまず知らない人はいないです。
東北の他、埼玉や茨城などにも店舗はあるようですが、宮城の以外の人はあんまり知らないと思いますので、説明します。
創業は、戦後まもない昭和29年。仙台駅前の「じゃんじゃん横丁」に、「日本人にお腹いっぱい、ご飯を食べさせたい」という創業者の想いから誕生。
コンセプトは「やすくておいしいものをお腹いっぱいに」。
店先に貼ってある「生まれた時からどんぶりめし」の女の子のポスターはインパクト大。このキャッチコピーは創業以来、ずっと使われているそう。
ダイエット中の凡子は、どんぶりめしはNGですが。くぅ~~~!!
わりと学生とか男の人が丼飯をかっこむ印象があったのですが、並んでいる単品のおかずから自分の好きなものをトレーに乗せ、レジで会計という社員食堂みたいなシステムなので、自分の好みに合わせて、品数の調整は可能。
しかも、ダイエットの為、ご飯を抜いて炭水化物を減らしたい凡子ですが、普通の定食屋などでは、ご飯抜きでとはなかなか頼みにくい。半田屋は、セルフ方式なので、必要がなければご飯をレジで頼まなければいいだけ。ご飯を残したりする罪悪感がありません。
ご飯を食べるときでも、ちょい盛、ミニ、並み、小、中から選べます。値段もそれぞれ62円、83円、93円、124円、174円。更に、味噌汁は、71円、豚汁118円、ライスカレー268円、かつカレー390円、ラーメン298円、かつ丼340円、という感じで安い。
あっ、店舗によって多少の値段の違いはあるかもしれません。
汁物以外の単品のおかずは、自分で備え付けの電子レンジで温めるシステム。
作り置きであったまってないので、味が落ちちゃうという難点はありますが、凡子が作るより全然うまい。
今まで食べたメニューを貼っていきます。単品毎の値段をメモってなかったので、トータル金額のみでお許しください。
ネバネバ、味噌汁、アジフライ377円
天ぷらそば、とろろ、ポテトサラダ491円
味噌汁、冷奴、ポテトサラダ、味噌汁、誘惑に負けて炒飯、441円
豚汁、厚焼き玉子、豆腐チャンプル360円
味噌汁、温泉卵、菜の花白和え、ちくわのチリソース438円
ニシンの塩焼き、味噌汁、ポテトサラダ、豆腐とオクラとワカメ506円
味噌汁、肉豆腐、コロッケ、雪菜の卵とじ479円
豚汁、肉豆腐、誘惑に負けて味噌おにぎり108円。トータル362円
こんな感じのメニューなら、夕飯がほぼ1コイン以下で食べれちゃいます。ご飯を入れても、たかが知れてます。結構誘惑に負けてんな、おい。そんなこんなで、
凡子は、今日も大満足。
去年まで一人で半田屋で夕飯食べるなんてことは、全然考えられなかったのですが、家族が一人離れてしまうと生活って激変します。寂しい気持ちがないと言えばもちろんウソになるけれど、それでも幸せだなぁと思います。
少し前まで、「あれがあれば幸せになれるのに」という考え方をしていたけれど、今は、欠けた部分があってもそれを含めて幸せなんだろうな思うようになりました。息子は遠い他県で元気で楽し気な様子を伝えてくれるし、それで充分だなぁと思います。
お金がないけど、宮城でお腹いっぱい食べたいという方、どうぞお試しあれ。