50代うすぼんやり生きています

50代のあれやこれや、管理人「凡子」が関わってきた今昔を綴っていきます

4月に独立した息子が帰省しました

(※注意。息子への愛がうざすぎる内容になっています。そういうのダメと言う方はスルーして下さい。)

4月に独立して他県に行った息子が、お盆休みで帰って来ました。
ずっと息子に会えるをずっと楽しみにしていて、うっきうき気分でダンナと空港まで迎えにいきました。

4か月ぶりの息子。ちょこっと痩せたけど、あちらでの生活は楽しい様子。

友達と遊びに行ったりして、ほとんど家にはいなくても、夜になれば帰ってくると
思うと嬉しくて。

4月に独立した息子が帰省しました

 

他県の寮に引っ越したときにはバタバタで、息子の部屋の荷物は、ほぼ手つかず。
「部屋、整理するか~」と、息子が私物を片づけ始めます。

息子の部屋は、いずれダンナの部屋になる予定です。
今まで、部屋がなくても我慢をしてくれていたダンナ。凡子の家の住宅事情では、多分それが最善で。

でも、部屋のあちこちにあった二次元美少女タペストリーやフィギュアが、ダンボール箱に詰められていくのを見るのは、たまらなく切ないこと。
ちなみにこのグッズ関連は処分しないで、汚されないよう、とりあえず部屋からは片づけるのだそう。

同じように独立した息子を持つ、知り合いのお母さんは、

「寂しくて息子の部屋を片づけられなくて。そのままにしてるんだ」と話していましたが、その気持ちがよくわかります。

遊びに来ていた実家の母親は「ずいぶん荷物が多いね」と驚いていたけれど、バブル世代の凡子やダンナより、息子の私物はだいぶん少ないように感じます。なんかそれも寂しくて。

息子のいた痕跡が一つずつなくなっていきます。

この前は、近所の別なお母さんと「死ぬまでに後何回、子供に会えるか数えた」という話題で盛り上がりました。

ちょっと前まで息子と会えるのは当たり前のことで、それが当たり前でなくなる日がくるなんて思ってもみなかった。ただ漫然と日々を過ごしていました。

小さいときには寝小便を掛けられたり、ぎゃーぎゃーケンカしたり、疲れていてもご飯を作らなきゃいけなかったり、
そのときは、きいきいしたりもしたけれど、それってなんて幸せなことだったのだろう。

もう一人のお母さんは、「息子から連絡がないけど、お盆にひょいと帰ってくるかもしれないから、予定を入れないで家で待っている」と言っていました。

同じ境遇だからわかる、その気持ち。

一週間のお盆休みが終わって、息子は赴任先へと帰っていきました。
飛行機を見送るとき、やっぱり涙がこぼれてきました。

息子は、執着の最たるもので、絶対手放したくなかったもの。あ、でも手放せるんだなと気づきます。そうやって、自立するってことを、ちょっとずつ息子から教えてもらっているんだと思います。

で、家に帰って息子の部屋をのぞくと、部屋には数個のダンボール置かれ、勉強の本や衣服などは一切手つかず。

本格的な部屋の片づけを、帰る前日の夜から始めた息子。
いくら凡子たちより物が少ないとはいえ、当然その短時間で終わろうはずがありません。

あっ、大事な美少女グッズだけをしまったってことですかいっっ!?

そういう計画性のない、行き当たりばったりなところが息子らしい。

部屋のあちこちに息子の痕跡が残っていることも、また嬉しい。
ダンナには悪いけど、ダンナが息子の部屋を使うのは、もうちょっと後になりそうです。

 

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