50代うすぼんやり生きています

50代のあれやこれや、管理人「凡子」が関わってきた今昔を綴っていきます

30年ぶりの学生。放送大学にて試験というものを受けました

テストの問題用紙と解答用紙が配られた。
問題を見ると、結構解けそうな感じ。イケる!!と思って、問題を解く。
それなのに途中、なぜか問題用紙が紛失し、焦りまくって探すが、なぜかどこを探しても見つからない。

問題がわからない。答えが書けないいいぃぃぃ~

無情にも時間ばかりが過ぎていく。
「テスト終了5分前です」

そもそも、なぜこんなに見つからないのか。それは、机周りがごちゃごちゃしているから。そういえば最近片づけてなかったものなぁ。これからは心を入れ替えて片づけます、神様~。

しかし「テスト終了です」。終わりを告げる試験官の声。
あっ、詰んだ。

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という夢をみました。身体は寝汗でびっしょり。朝からぐったり。

どうも、凡子です。気づくと、100日間もブログの更新が滞っておりました。
この調子でいくと、年間3記事しか書けない計算です。
くどくど言い訳が始まりそうなので割愛して、さて、学生でもない50代が、なぜ今更テストの夢をみるのでしょうか。

その答えは、凡子が4月からもう一度、学生になったからだったりします。

そう、放送大学なるものに入学し、先月8月に、入学して初めて試験というものを受けたのでした。終わって一月も経つのに、夢にまで出現 するということは、テストというものがいかに人の心に闇を落とすかという証明とも言えるでしょう。

放送大学、ご存じの方も多いと思いますが、テレビやラジオ放送で授業を受けて単位を取る通信制の大学と大学院です。学部の在校生は全国 でおよそ8万人越え(平成30年1学期)、人数だけで言えば、まごうかたなきマンモス大学。

年代別で言えば、10代3%、20代12%、30代16%、40代23%、50代20%、60代以上26%。おっ50代もなかなか頑張っています。

幅広い年代の人が学べる、生涯教育機関です。

凡子は、興味のありそうな授業をちょびっと受けてみたい、学生ってやつをもう一回味わいたいぐらいな動機で始めました。日中は仕事があ るので、前期取った教科はたったの2教科。こんな風に自分のペースで勉強できるところもありがたかったりします。

もちろん、がっつり勉強して、大卒資格である学士の学位を取る人もいます。

授業の形式は、放送授業・面接授業・オンライン授業の3つ。
テレビやラジオで授業を受けるやつだよねと思っている方も、多いと思います。その通りなのですが、今はインターネットでも視聴が可能。
凡子も、好きな時間に受けられるネットで受けています。ネットの普及もあって、地上波、FMラジオ放送はこの9月末で終了して、今度はBSに移行らしいです。

自分のペースで授業を受けられるのは素晴らしいですが、その分、自己管理力が試されます。

入学時は、「2教科だし、興味のある分野を勉強するのだから、楽勝じゃね?」とか高を括っていたわけです。

それどころか「学生時代は勉強なんて、絶対したくないと思っていたのに、年月って、人を変えるもの。お金を自分で払ってまで、勉強したくなるなんてね」と、感慨深く思ってました。が、いざテストを受けようとして、あっ、勘違いも甚だしい、「やっぱり勉強嫌いだったわっ 」てことに気づくわけですが、まぁ後の祭りです。

迫りくるテスト。時間に追いまくられながら勉強。覚える先から放出される記憶。ひょえ~~。。

で、いざ臨んだテスト。やはり何らかの事情で勉強が進まなかった方がいらっしゃるようで、一緒のテストを受けたある方(もちろん見ず知らずの方)は、「なにこれ、わ からないよ~、う~ん、う~ん」と何度か心の声が漏れ出していました。

うわ~わかるっ。めちゃめちゃ共感して、思わず、「なにこれ、わからないよ~、う~ん、う~ん」と輪唱で応えたい誘惑にかられますが、周囲 の人からはっ倒されそうなので、何とか押しとどまり、テストは終了。

凡子などは、2教科しか取っていない、なんちゃって学生なのに、この体たらく。

ずっと何時間も机にしがみついている受験生のみなさんとか、実習や就活しながら勉強もする学生さんとか、仕事をやりながら何教科も取ってる通信大学や夜間大学に通ってる方々、会社で資格取得が義務付けられていて、会社の方々に合否が知らされるプレッシャーと共に 勉強されている方々、いや~ほんとに頭が下がります。お身体労わりながら勉学に励んでくださいましね~。

とりあえず教科数が少ないこと、勘を研ぎ澄ましたのが幸いしたのか、奇跡的に、単位は取れました。後期も、精進いたします。

で、件の夢。「間に合わなくなる前にとっとと、勉強しろ」という啓示と共に、「いい加減に部屋を片付けろっっ」という意味合いが含まれ ているような、いないような。

凡子の家の惨状を知る方だけが、わかることなのかもしれません。



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