会社を辞めるか辞めないかなど、人生を左右する決断で迷ったとき
こんにちは。凡子です。
友人から、会社を辞めるか辞めないか、迷って決断できないと相談されました。
実は、凡子も会社を辞めようかどうしようか、すごく迷った頃がありました。
うつ状態で、自己評価がすごく低空飛行した頃。
凡子は人より仕事が鈍いポンコツ野郎、更に小心者なので、この会社に自分は貢献していないんじゃないか、職場のみんなもそう思っているんじゃないか、そういう自分責め責めモードに入ってしまったのですね。
今、そこを脱して会社に残っているわけですが、どういう感じで選択したのか、ちょっと思い出して書きます。
当時の心境は、
「仕事辞めたい。でも辞めたら生活できね~」
「でもやっぱ辞めたい。でも今更他行っても、新しいこと覚えたくない。覚えられね~」
「でもでも、やっぱ辞めたい。年考えろ。そもそも再就職できんのか~」
「でもでもでも、やっぱ辞めたい」
っていう無限ループに陥っていました。
「辞めるか」「辞めないか」の二択しかないと思うと、相当追い詰められます。延々無限ループをやっていると、ものすごく体力消耗します。そんなとき「答えってAでもBでもない、そのどちらでもないCにあるんじゃないか」ということを、人から教わりました。
二択以外の枠外、第三の選択肢に答えはあるかもって、ことです。
もう目から鱗。自分なりに、できるかできないかは置いておいて、枠外の答えとやらを色々考えました。
・とりえず、数日休んでぐだぐたしてみる。
・友達なら、家族ならどう考えるか聞いてみる。あくまで参考。
・親や親せきに金の無心。
・カウセンリングや占い師のところ行って、不満をぶちまける。
・副収入が得られるような仕事がないか探してみる。
・ダンナの給料だけで節約できないか考えてみる。
・ローンを抱える家を売却。
・転職サイトやハローワークのサイトを眺めてみる。
・当分、決断を下さないという決断をする。
・就業を時間短くできないか、会社側に打診してみる。
・とりあえず、1ヶ月だけは会社で頑張ると決めてみる。
・サイコロ、鉛筆を転がすなど運を天に任せて答えを出してみる。
などなど。人によっては、
・上司やお局が嫌とか理由があるなら、部署を移動できないか、会社側に打診。
・うつとかなら傷病手当をもらいながら休職できないか調べてみる。
なんかも、あるかもしれません。
結局、辞めるか辞めないかのバリエーションじゃないかと思った賢明なあなた、うん、厳密にいえばそうかも。
でも、今まで考えなかった可能性を考える。見る視点を変えるってことが大事なんじゃないかな。選択肢がないという考え方をやめる。
固定概念を外すってこと。
凡子はぼんくらなので枠外の答えってこの程度しか出ませんが、別の人が考えればもっと違う答えが出るはず。
その中で、出した答えは、「とりあえず1ヶ月だけは会社で頑張る」ってやつでした。1ヶ月くらいならどうにか頑張れるんじゃないかということで、1ヶ月頑張り、そのまた次の1ヶ月を頑張ると言う感じで、どうにか辞めずにここまで来ました。1ヶ月だけ働くことを決断した結果、自分責め責めモードが軽くなり、今は会社を辞めようとは思わなくなりました。
自分を鼓舞する為の方便として、そういう考え方をしていたわけじゃなく、いよいよダメなら辞める気持ちで考えてました。
一番苦しいときって、イヤイヤやっているんだぜっというイヤイヤ感、やらされ感が満載なとき。腹をくくれないとき、自分で決断できないときです。
「自分で決めたんだ。今は引き受けて働く」とか「もう辞めてやる」と何かしら決断できると、そこまで嫌じゃなくなります。
少なくとも無限ループで途方に暮れるは、なくなります。
で、選択したら、あっちの道だったらどうのこうのって考えずに、シンプルに「こっちで正解」って思った方が精神衛生上断然いいです。
自分の決めたことを肯定すること。何とかなると思っていると、結構何とかなります。
ただ、ブラック会社にいる人で、もう死にそうな人。
お尻から火をつけられたら誰だって逃げます。でも、カエルが水から茹でられると逃げもせずに茹でガエルになってしまうように、鍋の水が徐々に熱くなっているんじゃないかということは考えてみてほしいと思います。自分のことを大切にできるのは、まず自分です。
現実のカエルは熱湯になる前に、ちゃんと鍋から飛び出せるらしいです。
それと、「サイコロ、鉛筆を転がすなど運を天に任せて答えを出してみる」っていうのは、本当に迷ってにっちもさっちもいかなくなったら、結構いいんじゃないかと思います。どちらかに決めると、やっぱそうだとか、いやこっちじゃないとか、答えが見つかりやすくなります。試金石的な使い方ができるってことですね。
最後に。
「より自分に困難な道を選択しろ」とかいう人がいますが、幸せになれそうなところ狙った方がいいんじゃないかと凡子的には思います。
でもって、幸せも枠外、自分が思ってもなかったところにあるかもしれませんよ。友人にも、自分が幸せになれるような選択をしてほしいと思います。
それでは、またっ。