50代うすぼんやり生きています

50代のあれやこれや、管理人「凡子」が関わってきた今昔を綴っていきます

ネットオークションで不用品を処分。断捨離計画の落とし穴

ネットオークションやっていますか?

昔は凡子も、ヤフーオークションで、読み終わった本なんかを売っていましたが、面倒になり、出品することもなくなってからも、ずっとプレミアム会員のまま。いつか出品することもあるだろうと思って、早何年。

凡子は時間感覚が異様に長く、いつかのスパンが長い、長い。人より何やっても遅いってことじゃね?という向きもあるかと思いますが、まぁその通りです。

ネットオークションで不用品を処分。断捨離計画の落とし穴

 いい加減、ヤフーのプレミアム会員費を支払い続けるのももったないなぁと思い、解約しようとしていた今日この頃、「ちょっとやっぱ続けとくか」と思う出来事が。

凡子の会社は不動産会社。取り壊す家から引き揚げてきた版画を売るようにミッションを受け、調査開始。

結構名前がある作家さんのようで、実際の販売価格は十数万。期待しつつ、ネットに出ていた美術品の買取業者に問い合わせるも、買取価格は、1万円か高くても1万5千円。中古だしそんなものかと弱気になる凡子。しかし社長の言い値は、5万円。

「強気だな。売れんのか」と思いつつも出品すると、見事5万円で取引成立。
売れ残ってぐるぐる再出品されることもなく、初回成立。価格の見極め、スゲー!

そう、金持ちのお金に対する感覚を疑ってはいけないのだった。

www.50usu.xyz

この前までヤフー会員をやめようと思っていたことなどキレイサッパリ忘れ去り、やっぱ、ネットオークション最強とばかりに、家中を物色するありさま。

時は来たれり。
ついに断捨離、ついにミニマムな暮らしを決行する時が来たのか。

心がときめかない不用品は処分し、モノへの執着を捨て、身軽になるのよ。
汚部屋を浄化し、光の住人になるの、凡子。

「自分にとって不要なものでも、誰かにとっては必要なもの」その言葉を念仏のように唱えながら家中を探しても、売れそうなものが見事にない。とりあえず初回くらい、売れそうなものを出品して景気を付けたい。

なおも探し続けると、ちょっとは売れそうなものが出てきました。

視力回復に効果があるという、超音波治療器「フタワソニック」。

凡子もダンナも視力が悪い。息子が小学校の視力検査で近視の疑いありと診断されたとき、父母と同じ道を歩ませてはいけないと、清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入したもの。

f:id:usubonko:20170916082345j:plain

一日2回、朝晩それぞれ10分ずつ、この治療器を目に投射すると、超音波が目の深層部までマイクロマッサージ作用を及ぼし、視力回復・近視予防に効果があるという優れもの。だがしかし、小学校低学年の子供に20分、朝晩なら40分って相当に無理があり、いくらも使われないまま、息子の部屋の片隅に20年近く、死蔵されることに。

いや、大人が使っても全然いいんだけど、この40分って大人でも長くって、無理でしたわ。

使っていないのだから、視力が回復することもなく息子はメガネ街道まっしぐら。

で、この春、息子が独立するとき、部屋から出てきたこの機械。「もう捨てるね」と、躊躇なく捨てようとする息子。さすがさとり世代。執着なさすぎ。

「ちょ待~!! 高かったのそれ。捨てないで」
もちろん、バブル世代の凡子は、フタワソニックを死守。

そうだ、これをヤフオクで売ろう。そして売れたお金で、眼精疲労著しいから、
目にいいブルーベリーのタブレットを買うんだ。

ヤフオクで調べると、需要はないわけじゃなさそう。
ほしがっている人がいると、不要品と思っていたものでも俄然輝いて見えるのは、人の世の常。

あれ~凡子は、眼精疲労著しい。でブルーベリーのタブレットを買おうとしている。だったら、このフタワソニックを使えばいいんじゃね? 眼球のコリを超音波でほぐすわけだから、老眼にも効きそう。今は色々改良されているんだろけど、視力回復じゃなく目の疲れが楽になればいいわけだから。

うわっ、めっちゃときめく~。

断捨離的には、3年使わないなら、もう使わないんじゃなかったっけ?
誰かにとって必要なものは、自分にとっても必要なものだったわ。

こうして20年捨て置かれた家電は、見事有用なものとして復活を遂げました。

不要なものを処分して、汚部屋を浄化し、光の住人になるのはもう少し先になりそうです。つーか、計画段階でとん挫の気配が濃厚に漂うのでありました。

にほんブログ村 シニア日記ブログ 50歳代へ
にほんブログ村