50代うすぼんやり生きています

50代のあれやこれや、管理人「凡子」が関わってきた今昔を綴っていきます

手汗がとまらない、手掌多汗症ラプソディ・家庭でできる対策編

前回の記事で、手掌多汗症や足底多汗症が、(家の)各地に塩害の被害を被害をもたらしかねない(←大げさ)ことを書きました。

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人と握手ができないとか、好きな人と手を繋げない、スマホやゲームのコントローラーがベタベタになるとか、ハンドルが滑る、マウス壊した、テスト用紙が破れるなど、
人にはなかなか言えないし、理解してもらえない。つらいです。

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 あのイケメン俳優、水嶋ヒロさんも手掌多汗症のようで、恋人に求める条件を「この手から出てくる汗を許してくれる人」と言っていたらしいです。

許してくれる奥様に巡りあえてよかったですね。うるうる。泣ける。

多汗症の原因は、まだはっきり解明されておらず、自律神経のひとつの交感神経の働きが異常に活発になることで、多量の汗が分泌されると言われています。

私も手掌多汗症ですが、息子の方が、ひどくって深刻でした。

ハイハイをしている赤ちゃんのときから、すでに手汗。抱っこして手を広げてみると、汗によって床のちっちゃなゴミを、手のひらにたくさん貼りつけていましたっけ。(←遠い目)
そうやって、掃除の行き届かなさを、教えてくれていたのです。(←違う)
その後息子は、手拭きタオルが手放せない生活へ。

で、肝心の対策についてお話します。

前回の記事で、安易に「対策書きます」なんて書いちゃいましたが、「教えるような知識あんのか。ハードルをあげちまったな、おい。」という自分つっこみに、ちょっと顔面蒼白になりながら、治療に関する知識は皆無なので、家庭でできることを中心にお伝えしたいと思います。


肉類中心の食生活をやめ、野菜を多くとる

肉や、チーズ、油ものなど脂肪分の多い食事を控え、なるべく野菜をたっぷりとる。
それとイソフラボンが、手汗に効くと言われています。納豆に多く含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと同じ働きをします。

手汗関係ないですが『働きマン』の松方弘子も、失われた(?)女性ホルモンを補給するため、納豆巻きを食べてましたね。女性は積極的に取りたい栄養素です。


定期的な運動をする

汗が気になると体を動かすのも、億劫になりがち。ただ運動不足だと発汗のコントロールがうまくいかなくなるため、毎日ちょっとずつでもいいので、体を動かす習慣をつけましょう。

あー書いていて、耳が痛い。聞いていないので、目が痛い。凡子も頑張りたいと思います。

 

早寝早起き

寝ていると、交感神経は沈静化し、副交感神経が優位になっています。手掌多汗症の人でも、朝起きがけの手は、さらっとしているのではないかと思います。

睡眠のリズムが整うと、ストレスも軽減し、眠りも深くなります。自律神経を整える為にも、夜はきちんと寝て、規則正しい生活を心がけましょう。

 

手汗に効くツボを押す

手の甲、親指と人差し指の骨がぶつかるところにあるくぼみ、これが合谷(ごうこく)。ここを親指で回すようにグリリと押してみましょう。交感神経を落ち着けてくれるだけでなく、疲れ目や肩こり、便秘などにも効く、ありがたいツボです。

もう一つ、労宮(ろうきゅう)のツボ。手をグーにしたときに中指の先端が当たるところ。リラックスだけでなく慢性疲労にも効くそうです。

 

爪もみをする

両手の爪の両脇を、つまんで強くもむだけ。自立神経を整え、免疫力を上げてくれます。指によって、それぞれ色々な症状に効果があります。但し、薬指は交感神経を高めてしまうので、薬指以外をもむようにしてください。

凡子は合谷や労宮のツボと併せて、気づくとやってます。気持ちいい~。

 

汗をかいてしまうことを気にしすぎない

「今、汗をかいちゃいけない」と思うと、その緊張やストレスで余計汗が出ちゃう悪循環に。
凡子も、超ビビリで蚤の心臓。ちょっとしたことですぐ動揺します。手汗に対しても、前は超ネガティブに考えてましたが、今はそこまで深刻じゃないです。「手汗ひどくて、マウスをぶっ壊した」とか、笑い飛ばして人に言えるようになると、大分楽になるんじゃないかと思います。

 

ここまで書いて思ったことは、
規則正しい生活をして自立神経を整えることだなーと、実感します。

凡子は最近、逆流性食道炎が発覚したけれど、根っこは一緒。
交感神経が狂いやすい体質。それに加えて、よくない生活習慣が拍車かけているということ。今までの習慣を改める時期なんですね。しみじみ。

 

「そんな悠長なことはやってられない。手汗が気になるんじゃ」という人は、皮膚科の受診をオススメします。

症状によって、神経遮断薬を使う、塩化アルミニウム外用制汗剤、ボトックス注射、ETS(交感神経遮断手術)といった治療を行うようになります。

また、漢方薬というアプローチもあります。体質、症状によって薬が違ってきますので、専門家にご相談ください。

で、次回、足汗をかくことによって生じる、ニオイの対策を書いていきたいと思います(←ひっぱるね~)

凡子にとっては、手汗も気になりますが、足汗によるニオイの方が実は、切実だったりします。

 

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