50代うすぼんやり生きています

50代のあれやこれや、管理人「凡子」が関わってきた今昔を綴っていきます

息子の独立。嬉しいことだけど、こんなにも寂しい。でも負けない。

(※注意。息子への愛がうざすぎる内容になっています。そういうのダメと言う方はスルーして下さい。)

息子が新人研修の為、東京へと旅立って行きました。一週間ほどの研修が終わると、配属が決まります。

凡子の家は宮城県仙台市にありますが、配属先はどこになるか未定。仙台には営業所しかないので、理系の息子は、他県の寮に入ることになるはず。

今日、旦那と駅まで見送ってきました。
研修期間が終われば、一旦戻ってくるとわかっているのに、涙で、改札を抜ける息子が見えない。

息子の独立。嬉しいことだけど、こんなに寂しい。でも負けない。

泣き顔を見せないようマスクで顔を覆ったけど、バレバレかな。
ただでさえ花粉症で目の周りがはれぼったい状況なのに、涙で顔が更に腫れて痛い。

まだプレ旅立ちなのに、この状況。
こんなことを書くと不快に思う人もたくさんいるだろうけど、正直な気持ちは大大大失恋でもした気分。

息子はひょうひょうとした感じで、新しい生活に馴染んでいくんだろうな。
それを寂しく感じるのは、ハイ、ただのわがままです。

研修前、息子の荷物を整理していたら、屋根裏部屋から息子の小さいときの靴が、たくさん出てきた。
11cmとか、12cmのこんなに小さい靴を履いていた時期もあったんだね。
あの頃は一緒にいるのが当たり前だったのに。ついこの前のような気がするのに、もうずっとずっと昔のことなんだね。

何をしてくれなくても、ずっと一緒の時間を過ごしてくれたことが何よりの親孝行だった。
仕事から帰ってきて、息子の部屋に灯りがついていると、心がほっこりした。ケンカもしたけれど、沢山の笑顔を見せてくれた。

当たり前だと思っていたことにも、いつか終わりが来ます。

もう一緒に暮らすことはないんだね。

子供に依存しちゃいけないし、ある時期が過ぎれば、悲しいかな、世話を焼くことも干渉に変わっていく。
子供が成長し自立して家を出て行くのは、喜ばしいこと。だけど、まだ気持ちが追いついていない感じ。

おかしいな。独立するのは、就職が決まったときに納得済みだったはずなのに。空の巣症候群ど真ん中。脱力感がハンパない。でも、それも慣れていくんだろう。

体にだけは気を付けて、今までとは違う、新しい経験を楽しんでね。
遠くから、そっと応援しているよ。色んな経験をしていい面構えになって、その顔を見せに、たまには帰ってきて下さい。

今まで本当にありがとう。

息子が新しいステージを向かえたように、私と旦那も息子がいない、新しいステージに果敢に立っていこうと思います。
息子に負けじと、第二の人生を楽しまないと。