50代うすぼんやり生きています

50代のあれやこれや、管理人「凡子」が関わってきた今昔を綴っていきます

凡子、過去の過ち。若い年下の男性を翻弄した経験があります

アラフィフの女性の皆さま、親子ほども年の違う、若い男性を翻弄したことがありますか。ドキマギと動揺させ、居たたまれない気持ちにさせた経験はありますか。
何を隠そう、アラフィフ凡子にはあります。

それは、旦那と息子と凡子の3人で、家電量販店に出かけたときのことです。

家電量販店のゲームソフト売り場で、ゲームを買いたいという20代の息子につきあって、凡子もパソコン用ソフトや関連書籍なんかを見てました。

特にほしいソフトもなく、時間を持て余した凡子。息子にちょっかいを掛けようと思い、いざ息子の元へ。

息子の後ろから「ねー、ねー、まだ決まらないの? 何のソフト探してるの? またお姉ちゃん系?」と声を掛けました。

凡子、過去の過ち

お姉ちゃん系とは、可愛らしい3Dの女の子が出てくる出てくるソフトのこと。勝手に凡子がそう呼んでます。
アニメやラノベの二次元美少女が趣味の息子。美少女系のゲームやフィギュア等のグッズも結構な数、持っています。

背中を向けたままの息子からの返事はなし。

「別に恥ずかしがらなくてもいいよ。美少女好きなの、知ってるし」
更に畳み掛けてみるも、返事はなし。

別に気にしなくていいのにな。

凡子もその昔、お涼サマ(山岸涼子)、おモーサマ(萩尾望都)、ケーコたん(竹宮惠子)など、いわゆる「花の24年組」にドはまりした世代、その頃はBLじゃなくて少年愛なんて呼んでいましたっけ。
息子の二次元好きは、まぎれもない凡子のDNA。

声を掛けたのに返事もせず、おもむろに足早になる息子を追いかけて、凡子も足早になります。

「待ってよー」

すると、あろうことか旦那と息子が向こう側から、通路を歩いてこちらにやってきます。

えっ、旦那と息子!?
じゃ前を歩いているこの人は?

この人は息子、向こうから来るのも息子。息子が二人?
うちの息子は一人っ子。

え、え、えっっっっっっーーー!!

この日の息子の出で立ちは、黒っぽい上着に黒っぽいパンツ、黒っぽいリュックと、全体的に黒っぽい感じ。前を歩くこの人も、息子と同じような黒っぽい恰好。

そうです、凡子、見ず知らずの若いお兄さんを息子と間違え、恥ずかしいことを話しかけていたのです。
うーー、やっちまったい。

凡子、昔からうすぼんやり。自覚大ありです。
息子が小学生の頃は、運動会や授業参観があれば、目立つように変わった色の靴下なんぞを履かせていました。
それは、ぼんくらな凡子が、素早く息子を探せるようにと編み出した究極の業。しかし、息子が成長してからは、変な色の靴下なんぞを履いてくれるはずもなく、凡子の究極技は、出番なく封印。

ああ、今日あの技があれば、この見ず知らずの若い男性を狼狽えさせることもなかったのにぃ。

このお兄さんに息子と同じ嗜好があれば、知らない変な中年女からしつこく畳み掛けられ、どんなにか肝を冷やしたことかと思います。

穴があったら入りたい。お兄さん、相すいませーーん!!

アラフィフの女性の皆さま、思いがけず若い男性をドキマギと動揺させることがないよう、本人確認は抜かりなく。くれぐれもお気を付けあそばせ。