50代うすぼんやり生きています

50代のあれやこれや、管理人「凡子」が関わってきた今昔を綴っていきます

衝撃・昭和の美顔器は、洗面器状のボールに顔を突っ込む仕様だった

髪をカットしているとき、美容師さんから「年を重ねて行くと「し」のつくものが増えて困りますよね」と言われました。聞けば「し」のつくものとは、シミ、シワ、白髪だそうです。

わっ、「し」のつくもの嫌じゃね?

どうせ「し」のつくものが増えるなら、資産とか私有地とか、資金援助、収益分配金なんかが増えてほしい凡子です。
そもそも増えるというからには、それを現在持っているのかっていう話ですが、まぁそんな細かいことは置いておいて、確かにシミ、シワ、白髪、気になります。

友人とその話になって、「白髪はまぁ染めりゃいいけど、シワとシミが気になる」と話していたら、「私、美顔器使っているよ。肌全然違うよ」と友人。

「えっ、美顔器に顔突っ込んでいるの?」と言いそうになり、慌てて口をつぐみます。

衝撃・昭和の美顔器は、洗面器状のボールに顔を突っ込む仕様だった

 美顔器に顔を突っ込む、なんのことやらと思われたことと思います。

むかーし、むかしそのむかし昭和50年代、美顔器といえば、機械の上に洗面器かボールのような形状のものがくっついていて、それに顔を入れ、噴出する気泡で顔を洗うというものでした。その洗面器(ちゃんとビューティーカップと名前がついている)に、ぬるま湯を入れて使用する、いわゆる「洗面美顔器」です。

当時一世を風靡したアイドル、天地真理CMに出てましたっけ。

それをテレビのCMでみたときの衝撃たるや、すさまじいものがありました。
いや、真理ちゃんは、ビューティーカップに顔は突っ込じゃいませんでしたが、形状から想像するインパクトは絶大。

家電器具の常識を覆すようなフォルム、がたいのでかさ、お笑い芸人の罰ゲームよろしく、自ら勇猛果敢に顔をつっこみ息を何秒止められるか、自分に苦行を課すという斬新さ。
しかし、そこに笑いは存在しません。面白いリアクションとか一切必要なし。

女性の美へのあくなき探究心、真摯なまなざし、限りなき欲望に度肝を抜かれたわけです。美顔器といえば、この「洗面美顔器」とインプリンティングされるほどのインパクト。

インパクトは絶大だったものの、当時は子供で美への関心も経済力もなく、美顔器を所有するなんて、はなから頭になかった凡子。大人になってもさほど美への関心もなく、肌のお手入れなど全く無頓着にすごしてきました。美顔器に関する情報は、何十年も更新されないまま。

しかし、女50代。「し」のつくものがどんどん増えつつある今、満を持して美顔器に対する情報を更新するときが来たのではないだろうか。

聞けば、現在の美顔器は、毛穴やリフトアップ、エイジングケア、ほうれい線、小じわ、たるみ、肌のハリ、更には、美白にまで効果があると言う。

わっいいことづくめ! もう顔を美顔器に突っ込まなくていいのね。窒息しそうになりながら、美を極めなくていいのね。

格段に進歩を遂げた美顔器、現代に生きててよかった。
買おうか買うまいか、買うとすればどれを買うか、大いに悩んでいる凡子なのでした。

美顔器の情報がアップデートされたあかつきには、謹んでご報告させていただきますね~。


にほんブログ村 シニア日記ブログ 50歳代へ
にほんブログ村