卵を割りいれた先が流し台なら、疲れもピークかもしれない
ある日の夜、会社帰りの疲れた体にムチ打って、夕食作り。
今日は、ちょう簡単に親子丼。
冷凍庫から出した鶏肉をレンジで解凍している間に、後玉ねぎを刻んで、お湯を沸かしたフライパンに投入。
鶏肉を取り出し、一口大に切ります。
凡子は、肉類を切るときは、1リットルの牛乳パックを切り開いて洗ったものをまな板がわりに使っています。使い終わったらそのまま丸めて、ごみ箱にぽいっ。
こうするとまな板を洗ったり、除菌したりという手間がなくて、楽ですよ。
楽だけど、
そもそも包丁も握りたくないんじゃー!!
夕食作りなんか面倒なんじゃー!!
という心の叫びを無視にして、鶏肉もフライパンに投入。お酒をちょっと入れて、
卵を冷蔵庫から取り出し、ボールに割り入れます。
凡子の家は三人家族なので、卵は家族数の3個。
卵をボール割り入れ殻は流し台に捨て、という一連の動作を3回繰り返すわけです。
レッツトライ!! ゴールはもうすぐ。
卵を割り入れ…あれっ、流しを黄色い色鮮やかなものが一瞬、流れていったような。
えっ、えっ、えっ~~~~~~!!
そう、凡子、殻じゃなくて卵の中身を流し台に捨てていたのでした!!
黄みと白身はゆっくり排水口に吸いこまれていきます。ゆっくりなんだけど、阻止はできない。
わ~ん、ニワトリさん、ごめんなさい!!
「卵をボール割り入れ殻は流し台に捨て」の動作の3番目なら、勢いあまったのかなとか思いますよ。リズムがついちゃったのね、とか。
でもね、動作の1番目。
このポンコツ具合は、どういうこと!?
あ~考えちゃダメ、凡子。あなた疲れているのよ。
冷蔵庫から何事もなかったかのように、4つ目の卵を取り出し、卵で閉じて親子丼はようやく完成。
ちなみに卵で閉じる前に、市販のやっすい天かすを入れるとコクが出て美味しくなりますよ。
カロリーは跳ね上がりますが。
卵を割りいれた先が流し台なら、疲れもピークかもしれないと思いつつ、一人親子丼を食べるのでした。
あっ、家族が帰ってくるの、待てませんから。お腹すいて。
「シンク」じゃなく「流し台」って書くあたり、年齢を感じさせるなぁ。